うーすけ・おーすけ
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夜のラジオ生活。
「アンコール・フランス語」を(おーすけが)聴いたあと、 椅子から立ち上がり、J-WAVEにもどすのが面倒なときはNHK第2放送のまま。 「音の風景」→「みんなのうた」が終わると始まるのは「高校講座」。 あまりにつまらないとき(興味がわかないとき)は、さすがにチャンネル変更するけれど 耳が嫌がらなければそのまま続行することも多し。 でね、昨晩の「音楽1:音階と調」の授業。 「調」についての説明というか表現がおもしろかったのでメモメモ。 各調をワンセンテンスであらわし、代表的な曲のさわりを流すというもので 講師は青島先生。 ハ長調-素朴で安定感があります。 モーツァルト 交響曲 K.551『ジュピター』 第一楽章 ト長調-少年の感じを持ちます。 モーツァルト 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 K.525 第一楽章 ニ長調-輝かしい調です。 ヘンデル オラトリオ『メサイア』より「ハレルヤ」 イ長調-きらびやかな調です。 ヨハン・シュトラウス二世 ワルツ『美しく青きドナウ』 ホ長調-古風な感じのする調です。 ヴィヴァルディ 協奏曲集『和声とインヴェンションの試 み』中、『四季』より「春」 第一楽章 ロ長調-重々しく儀式的な曲想です。 ブラームス 『四手のためのワルツ』 嬰ヘ長調-異国的で非現実的な響きです。 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第24番『テレーゼ』 ヘ長調-柔和な調です。 ベートーヴェン 『ヴァイオリンとオーケストラのためのロマンス』 変ロ長調-少しくすんでいますがなめらかです。 シューベルト 『ロザムンデ』間奏曲 第3番 変ホ長調-安定感、落ち着きのある調です。 ベートーヴェン 交響曲第3番『英雄』 第一楽章 変イ長調-高貴な音色で大人っぽい調です。 ショパン 『別れのワルツ』 変二長調-退廃的な調です。ロマン派によく使われました。 ヴェーバー 『舞踏への勧誘』 変ト長調-しっとりと落ち着いた感じです。 シューベルト 『四つの即興曲 D.899』より第3番 イ短調-澄み切った、混じりけのない、素朴な悲しみを表します。 モーツァルト ピアノ・ソナタ K.331より第三楽章「トルコ行進曲」 ホ短調-内に秘めた暗い情熱を感じさせます。 スメタナ 交響詩『わが祖国』より「モルダウ(ヴルタヴァ)」 ←チェコ:プラハ モルダウ(ヴルタヴァ)河 ロ短調-不吉で悪魔的な調です。 シューベルト 交響曲『未完成』 第一楽章 嬰へ短調-張りつめた緊張感があります。 ブラームス 『ハンガリー舞曲』 第5番 嬰ハ短調-冷たい、金属的な響きを放ちます。 マーラー 交響曲 第5番 第一楽章 嬰ト短調-あまり使用されることのない調です。 リスト 『パガニーニによる大練習曲 ラ・カンパネラ』 ニ短調-素朴でひなびた味わいを持っています。 ビゼー 歌劇『カルメン』より「ハバネラ」 ト短調-深く透明な悲しさをたたえています。 モーツァルト 交響曲 K.550 第一楽章 ハ短調-もっとも重々しく悲劇的な調です。 ベートーヴェン 交響曲『運命』 第一楽章 ヘ短調-高貴で、内面の苦しみや悲しみを想像させます。 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲『セリオーソ』 第一楽章 変ロ短調-暗くくすんだ響きを持ちます。 ショパン ピアノ・ソナタ 第2番『葬送』 第一楽章 変ホ短調-落ち着いた、多少の温かさも感じられる短調です。 プロコフィエフ 交響曲 第6番 第一楽章 単純明快な表現もあれば、 ちょっとおもしろい単語の組み合わせがあったり。 “この絵は、まじりっけのない素朴な悲しみを感じるよ”とか “古風な感じのするプリンだね”とか。 あれやこれやマネして使ってみたい。
by kunozou-wan
| 2009-05-13 01:28
| →いろいろな
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